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12.15.15:11 [PR] |
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10.08.16:58 トーティシェル いのちここのつ シニフィエ |
遠く霞む景色の中
見えような気がしていたあの頃
怖いものは一つきりと
信じては強がって笑い飛ばした
花びらは風にさらわれてゆく
この手を容易く通り抜けて
空に溢れた
キラリ 痛む孤独の針
寂しさと悲しみの真ん中を
隔てたのは虚空の針
意味の無い防衛線をめぐらせ
伸びる影
映る赤のシニフィエ
世界はこの色をなんて呼ぶのだろう
破り捨てながら
思いむせび泣く
置き去ることができない
これは回想
走ることも 歩くことさえも
疲れはて眠る回想
あぁ逃げれば見なくて済んだから
変わる変わる訪れては
つまらない言葉を残してゆく
「ここに求めるものはない」と
決めつけて探そうとしなかった
ひたすらに赦しを請うクリミネ
誰もが気付かず通りすぎてゆく
失って泣いても戻らないものを
知ってる
けれどもあることない回想
一人きりで隠れる記憶は
知らない誰かが作り上げた回想
走るただ走る
何もかも捨ててしまおう
その先で倒れても
後悔しないと思う
逃げたってまた同じ
繰り返し泣くんだろう
だからこの一瞬も止まらないように走る
伸びる影
映る赤のシニフィエ
世界はこの色をなんて呼ぶのだろう
破り捨てながら
思いむせび泣く
置き去ることができない
これは回想
消せない記憶
甘えてた夢も
全て綺麗な赤い空に還そう
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